ENECHANGE Developer Blog

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React 19 RC で、アンケート画面を作ってみた

ENECHANGEの Yuto Ono です。エンジニアリングマネージャーをしながら、フロントエンドの開発もしています。

2024年4月に、React 19 Beta がリリースされました。2024年9月現在、 React 19 はRC版となっており、正式リリース間近となっております。そこで、早めに React 19 の新機能をキャッチアップし、正式リリース時にスタートダッシュをきれるようにしたいと思いました。

最近、実務でアンケート機能の実装をしていることもあり、このようなアンケートアプリケーションを作ってみました。React 19 の機能をふんだんに使ってみましたので、その解説を書いていこうと思います。

  • アクション
    • useActionState
    • useOptimistic
  • useフック
  • <Context.Provider> → <Context>
  • メタデータのサポート
  • refを propsとして受け取れる(forwardRefが不要に)
  • その他の新機能・改善
  • まとめ
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IPAとAWSのダブル全冠、鍵は体力とお金

すべての情報処理技術者試験に合格するには「体力」が、すべてのAWS認定資格を取得するには「お金」が、それぞれ最大の鍵です。

鍵が分かれば、効率よくダブル全冠が狙えます。相手を知らずに戦うのは非効率です。

ダブル全冠が達成できれば、エンジニアとしての市場価値が高まります。レアだからです。現時点の達成者は多くて数百人でしょう。

背景

筆者の岩本は2021年にIPA全冠を、また本日、AWS全冠を達成しました。

その経験で気づいた戦い方をお伝えし、参考になればと思っています。

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CloudTrailとCloudWatchLogsの統合

概要

CloudTrailはCloudWatchLogsと統合できるため、CloudWatchを利用して改ざんや不正アクセスに関連する疑わしいイベントを検出できます。

検知条件の策定

セキュリティと運用の観点から合理的かつ包括的なアプローチを取るためにターゲットは下記としました。

  • CloudTrail AWS全体の監査基盤であり、これ自体の設定変更を監視することは、AWSリソース全体の監視に直結します。

  • S3 重要なデータの保管場所であり、機密データの改ざんやアクセス制御の変更を監視することでデータの保護を強化できます。 闇雲に指定しても意味ないので、下記要件を1つでも満たすものを対象とした。

    • 機密性の高いデータを含む
    • コンプライアンス要件がある
    • ビジネスクリティカルなデータを含む
    • アプリケーションの設定ファイル、バックアップデータ、重要なレポートなど
    • 外部公開されている(存在しない認識)
  • Lambda 全Functionを対象としました。 サーバーレスアーキテクチャの中心として、アプリケーションロジックを保護するための監視が重要です。

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「今さら聞けない!オフィス・開発でのAI活用」イベントレポート

こんにちは。人事室の村上です。

先日弊社オフィスにて「今さら聞けない!オフィス・開発でのAI活用」をテーマにイベントが開催されました!

主催は「うら原アジャイルコミュニティ」で、弊社は共催として参加しました。

オフライン・オンラインの同時開催で、それぞれ10名以上の方にご参加いただき、当日も盛り上がっていましたので本記事ではレポートをお届けしたいと思います。

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IPアドレス制限ありのURLをRoute 53ヘルスチェックで死活監視する

VPoT兼CTO室マネージャーの岩本 (iwamot) です。プレイヤーとしては、おもにクラウド運用を担当しています。

先日「IPアドレス制限のあるURLを死活監視したい」と同僚から相談され、Amazon Route 53ヘルスチェックによる監視を実装しました。

シンプルな実装ですが、工夫した点もあるため、事例として共有します。

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