ENECHANGE Developer Blog

ENECHANGE開発者ブログ

AI時代だからこそ「正しい」判断を重ねよう

こんにちは、ENECHANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。

AIエージェント活用リレーブログ、前回は西岡さんの「AIエージェントでデータベースクエリ最適化を実現した体験談」でした。「AIツールの提案をそのまま使うのではなく、自分たちの状況に合わせて調整すること」を重視している点に共感しました。

じつは今回、ぼくが書きたかった話も「人間の判断」についてでした。AIを広く使う時代だからこそ、人間の「正しい」判断が重要になるという話です。「正しい」の意図については、本文で触れます。

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AIエージェントでデータベースクエリ最適化を実現した体験談

Webアプリケーションの開発において、データベースのパフォーマンス問題は避けて通れない課題です。サービスが成長し、ユーザー数やデータ量が増加するにつれて、SQLクエリの最適化はますます重要になります。

現在私は、Claude Codeなどの生成AIツールを用いて開発を行っており、AIエージェントによりSQL最適化を効率的に改善する取り組みを行いました。本記事では、実際のプロジェクトで得られた体験談を共有します。

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Devinが最低限ワークするようになるまでにやったこと

こんにちは、Energy Marketing Devチームの細木です。

前回の福田さんの記事では、SlackからGoogleサイト公開までをAIエージェントで自動化するワークフロー構築プロジェクトについて読ませていただきました。Notion AI → Cursor → Googleサイトの連携により、従来エンジニアに依存していたWebページ作成を非エンジニアでも効率的に行えるようになったとのこと、とても興味深かったです!

特に印象的だったのは、AIエージェント同士の連携パターンを確立し、再現可能なワークフローを構築できた点です。単体のAIツールを使うだけでなく、複数のAIエージェントを組み合わせることで、より大きな価値を生み出せることを実感されていたのが素晴らしいと思いました。

今回は、Devin導入当初の苦労から最低限ワークするようになるまでの改善過程をお話ししたいと思います。結論から言うと、最初は使いにくい部分も多かったのですが、適切な環境構築とワークフロー設計により、開発効率が大幅に向上しました。

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SlackからGoogleサイト公開まで!AIエージェントで実現する自動化ワークフロー構築プロジェクト

こんにちは!ENECHANGE エクスペリエンス部の福田です。

まず簡単に、私たちエクスペリエンス部についてご紹介します。

エクスペリエンス部は、ただ美しいものを作ったり、データを管理するのではなく、常に「問い」を持ち、仮説をつくり、手を動かして試し、そしてユーザーとの対話の中で学びつづける組織です。

「社会に根ざした価値ある体験の実装」を目指して、ユーザー体験 × 事業戦略 × 社会実装 の接点をデザインすることにコミットしていきます。

AIを活用したプロトタイピング、データに基づいた価値の創出と向き合いながら、人間の喜びや楽しみ、安心といった「体験の質」を忘れません。

サービスの構想段階から運用改善フェーズに至るまで、多様な専門性を活かして優れた体験を構築していきます。

今回のリレーブログでは、私たちエクスペリエンス部が取り組んだ「SlackからGoogleサイト公開までの自動化ワークフロー構築プロジェクト」についてお話しします。

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Kiroの思想をチャットだけでシンプルに実践してみた

はじめに

こんにちは、ENECHANGEエンジニアの木原です。

最近、KiroやTsumikiといったAI支援型テスト駆動開発フレームワークが話題になっています。

これらのフレームワークは充実したスラッシュコマンドを提供していますが、小規模な実装においては機能過多に感じることもあります。

本記事では、AI支援開発における基本原則と、それを小規模タスクでシンプルに実践する方法を紹介します。

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