ENECHANGE Developer Blog

ENECHANGE開発者ブログ

2026-01-01から1年間の記事一覧

Application SignalsとOpenTelemetryで構築するSLO基盤

目次 はじめに なぜSLO基盤が必要なのか 技術選定理由 アーキテクチャ全体像 Ruby on Railsでの計装 Application Signalsで実現できること SLOダッシュボード アプリケーションマップ スパンの可視化(分散トレース) その他 今後の展望 はじめに ENECHANGE株…

RubyKaigi 2026に参加してきました!

RubyKaigi2026の看板 こんにちは、ENECHANGE の利廣(としひろ)と杉山です。 今年も ENECHANGE は、2026年4月22日〜4月24日に開催された「RubyKaigi 2026」にゴールドスポンサーとして協賛しました!我々2人も RubyKaigi 2026 に参加してきましたので、その様…

EMConf JP 2026 参加レポート~「増幅」と「触媒」としてのEM~

こんにちは!ENECHANGEでエンジニアリングマネージャー兼モバイルアプリエンジニアをしている片田(id:yuta_ktd)です。 昨年末に注文した分割キーボードのCornixがようやく届いたので使ってみているんですが、分割はもちろん40%配列も初めてなので、想像の5…

コンテキストスイッチを減らして、集中できる時間をつくる

こんにちは。ENECHANGEでエンジニアマネージャーをしている川野邉です。 今回は、私たちのチームで行った会議体の見直しについて紹介します。取り組み自体はとてもシンプルですが、日々の働き方や集中のしやすさに、じわっと効いてくる変化がありました。

Temporal Tableのレコードはいつから有効か? - トランザクション開始時刻とcommit時刻との違いについて -

ENECHANGE所属のエンジニア id:tetsushi_fukabori こと深堀です。 花粉症の大変厳しい季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は「あー」か「うー」しか発することができない生き物として日々を過ごしています。 スギ花粉の飛散を抑制する研究が一日でも早…

【Claude Code】CLAUDE.mdが肥大化する問題とその解決策

こんにちは、ENECHANGEエンジニアの柿です。 Claude Codeを使っていると、/initでCLAUDE.mdを作成し、プロジェクトの情報を記述していくと思います。 しかし、CLAUDE.mdの/initによる記述量は比較的多く、そこにさらに追記・編集を加えると、CLAUDE.mdが大き…

Claude Code カスタムスキルでアラート対応を効率化する

こんにちは、ENECHANGEエンジニアの藤巻です。 私たちのチームでは、本番環境のアラート対応にBugSnag と CloudWatchを使っています。 既知のアラートについては Notion に対応方針をまとめているのですが、慣れていないメンバーにとっては、Notion を検索し…

Corosync+PacemakerによるNginx HA構成を自立型AIエージェントで構築したかった話

Corosync + Pacemaker によるオンプレミス向けHA設計 PlatformEngineeringのLDRです。 Qごとに1日だけ、プロダクト開発や事業課題の解決に活用できそうな技術についてインプット/アウトプットする「I/O Day」があります。今回は、過去に構築したことのあるC…

Claude Code の「Skills」で仕様書自動生成の仕組みを作った話

こんにちは。ENECHANGEの川野邉です。 コードは日々進化していくのに、仕様書やドキュメントが過去に取り残される。 これは多くの開発現場で起きている課題ではないでしょうか。 コードは更新されるのに、仕様書は追いつかない クライアントや非エンジニアに…

Devin活用術 - 水平展開と横断検索で開発効率UP

Energy Marketing Devチームの青木です。 今回は、Marketingチームで使用しているAIツールとその活用方法についてまとめました。

【Sansan × LayerX × ENECHANGE】運用と開発を進化させるAIの実践事例【イベントレポート】

ENECHANGE株式会社は2026年1月29日に、オンラインイベント「【Sansan × LayerX × ENECHANGE】運用と開発を進化させるAIの実践事例」を開催いたしました。 開発や運用の現場では、プロダクトの価値に直結する作業とは別に、環境構築やオンボーディング、アラ…

AI時代、DDDの補完サブドメインはエンジニアが作るべきか

こんにちは。ENECHANGEエンジニアの石橋です。 AIによって実装コストは劇的に下がりました。しかし、そこから競争優位が自動的に生まれるわけではありません。 本記事で考えたいのは、次の問いです。 AI時代、補完サブドメインは本当にエンジニアが担うべき…

OSSのGitHubリポジトリで、やりすぎてみている話 ── DCOからRenovateまで

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGE発のOSSであるCollmboでは、GitHub Actionsワークフローや品質チェック機能をもりもりと活用しています。正直「やりすぎ」なくらいです。 ただ、これは意図的なものです。他のOSSやプロダクトのリポジトリ…

Claude Code を使いこなすためのベストプラクティス(実践検証付き)

こんにちは、ENECHANGEエンジニアの藤巻です。 この記事は、Claude Code 公式ドキュメントの Best Practices for Claude Code を参考に、要点を日本語でまとめたものです。「自分の作業を検証させる」「まず探索、次に計画、それからコード」「セッションを…

要件が定まらない状況での設計判断 〜eValue Platformリアーキテクチャ事例〜

はじめに ENECHANGE株式会社でSREを担当している杉田(@Mnbvc124)です。 本記事では、環境価値管理サービス「eValue Platform」のリアーキテクチャにおける設計判断についてお話しします。 要件が不確定な中で、どのようにアーキテクチャを決めたのか。 その…

イベント履歴式ドメインモデル(イベントソーシング)とは何か

はじめに システム開発部でバックエンドエンジニアをしている白坂です。 弊社では、『ドメイン駆動設計をはじめよう』の輪読会を行っています。 この記事では、第7章で扱われているイベント履歴式ドメインモデル(イベントソーシング)について自分の理解を…

Claude Code GitHub Actionsによるエラー初期分析を横展開した際の工夫点

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 同僚の片田さんによる「Claude Code GitHub Actionsを用いてエラーの初期分析効率化を目指す」では、Sentryに通知されたエラーを生成AIで初期分析する取り組みが紹介されていました。 ENECHANGEではSmartBear Softwa…

AWS Glue + Iceberg で電力データを取り込み、処理時間を計測してみた

はじめに 以下の記事で、AWS Glue と Iceberg を用いて分析基盤を作成してみました。 本記事では、この分析基盤に対して 1万〜15万件 のデータを取り込み、以下の観点で検証します。 Glue Job の処理時間(XML パース → Iceberg MERGE)の計測 データ量に対…

GitHub CopilotでPRレビュー時のOWASP Risk Rating評価を自動化

最近ゴルフスコア⛳️79を出せたldrです。アベレージ70台を目標に頑張ります️‍♂️ はじめに Infrastructure as Code(IaC)のセキュリティレビューで「このIAM権限、どれくらい危険?」「0.0.0.0/0で公開するリスクは?」といった疑問に、定量的に答えられてい…

Egress-Only IGWで、コスト増なしにRDSをプライベート化した話

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 事情によりパブリックアクセスを有効化していたAmazon RDSのDBインスタンスがあったのですが、パブリックアクセス不要となったため、プライベートサブネットに移行しました。 その際、Egress-Onlyインターネットゲー…

DeepWikiを使ってOSSのコードリーディングを効率化する

こんにちは。 2026年1月にENECHANGEに入社いたしました、エンジニアの杉山です。 現在は既に展開されているSaaSプロダクトのリアーキテクトプロジェクトに参画しております。 リアーキテクトを進める中で強く感じているのが、 自社プロダクトの仕様理解と同…

安全性の高い「Docker Hardened Images」を運用して気づいた点

VPoTの岩本 (iwamot) です。 Docker Hardened Images (DHI) は、Docker社が公開している安全性の高いイメージ群です。2025年5月のリリース当初は有償版のみでしたが、2025年12月に無料版も提供開始されました。 ぼくが開発しているAI Slack bot「Collmbo」も…

ECS/FargateのSOCI Index Manifestをv1からv2に移行した理由と方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGEでは、AWS FargateでのAmazon ECSタスク起動を速くするため、Seekable OCI (SOCI) を利用しています。 tech.enechange.co.jp このたび、SOCI Index Manifestのバージョンをv1からv2に移行しました。 本記事では、なぜ移…

定期実行AIエージェントをLambdaからAgentCore Runtimeに移行した理由と方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。 本ブログの新着記事をレビューしてくれるAIエージェント「ブログほめ太郎」について、実行環境をAWS LambdaからAmazon Bedrock AgentCore Runtimeに移行しました。 今回の記事では、なぜ移行したのか、どのように移行したのかを…