ENECHANGE Developer Blog

ENECHANGE開発者ブログ

Operations Tips vol2

こんにちは。すみっコぐらしでは"ふろしき"が推しキャラのCTO室のkazです。 日々気づいた小さなことを小さく記録していこうと思って始めたOperation Tipsですが、それすら実行していくのが危うい気がしてきてます...少しがんばります。

vol2は、AWSCLI バージョン2 が正式にローンチされたのでインストールします! 今まではaws v1とv2をサイドバイサイドで使用してました。

  • インストール手順はダウンロードしてプログラムを実行するだけ(実行環境はmacOSです)
$ curl "https://d1vvhvl2y92vvt.cloudfront.net/awscli-exe-macos.zip" -o "awscliv2.zip"
$ unzip awscliv2.zip
$ sudo ./aws/install
  • 確認
$ aws2 --version
aws-cli/2.0.0dev4 Python/3.7.4 Darwin/18.7.0 botocore/2.0.0dev3
  • v1とv2をサイドバイサイドで使用していくのもありなんですが、issueにもバグはないようなのでv2に移行しちゃいます。
$ which aws2
/usr/local/bin/aws2
$ mv /usr/local/bin/aws2 /usr/local/bin/aws
$ aws --version
aws-cli/2.0.0dev4 Python/3.7.4 Darwin/18.7.0 botocore/2.0.0dev3

AWS Command Line Interface ユーザガイドにv1からv2の重要な変更点がリストされています。

  • AWS CLI バージョン2はデフォルトで base64 エンコードされた文字列としてバイナリパラメータを渡すようになりました
  • AWS CLI バージョン2は、パラメータ の http:// または https:// URL を自動的に取得しなくなりました
  • AWS CLI バージョン2は、すべてのタイムスタンプ出力値を ISO 8601 形式で返すようになりました
  • AWS CLI バージョン2で変更のない AWS CloudFormation デプロイメントの処理が向上
  • AWS CLI バージョン2による Amazon S3 キー使用の一貫性の向上
  • AWS CLI バージョン2が us-east-1 リージョンの正しい Amazon S3 リージョンエンドポイントを使用
  • AWS CLI バージョン2がデフォルトでリージョンの AWS STS エンドポイント使用
  • AWS CLI バージョン2は現在、AWS config ファイルの [plugins] セクションをサポートしていません
  • AWS CLI バージョン2は、「非表示」エイリアスをサポートしなくなりました

新しく実装されたものとして、ピックアップすると以下のようなものがあります。

  1. aws configureで認証情報を都度作成せずにaws configure importでcsvでインポートが可能
  2. 自動補完機能--cli-auto-promptが利用可能

これでpython2がー。python3がー。ということが無くなりますね..!