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テックカンパニーとしての中期目標を策定しました

ENECHANGE株式会社VPoTの岩本 (iwamot) です。2023年10月にVPoTを引き継いでから、4ヶ月ほどになりました。

ENECHANGEではVPoTに対し、所属エンジニアに目指すべき未来を示してリードする役割が期待されています。

その第一歩として、まずは、2027年までに達成したい、テックカンパニーとしての中期目標を策定しました。

今回の記事では、その中期目標について記してみます。

策定した中期目標

策定した目標は「2027年までに、Developer eXperience AWARDのトップ10に入る」です。くわしくご説明します。

Developer eXperience AWARDとは、エンジニアへのアンケートをもとに、日本CTO協会が発表・表彰している「開発者体験が良いと思う企業ランキング」のことです。

cto-a.org

2023年のランキングは下図のとおりでした(https://cto-a.org/news/20230614 より引用)。

https://storage.googleapis.com/studio-cms-assets/projects/M3aAv57YWe/s-1200x630_v-fms_webp_f3bee19a-a7ea-4f04-b791-910837f7c9c3_middle.webp

2027年までに、このトップ10に入ろうというわけです。

なぜこの目標にしたのか

ランキング上位に入れば、率直に、エンジニアの採用に好影響があると考えています。多くのエンジニアは、開発者体験が良さそうな企業で働きたいと思うでしょう。

上位に入るには、開発者体験を実際に良くするとともに、良さを広く知ってもらう必要があります。どちらにも適切な手を打っていけば、けっして不可能な話ではないはずです。

以上の背景から「2027年までに、Developer eXperience AWARDのトップ10に入る」を中期目標としました。難度の高さは承知のうえです。

どう進めるのか

どのようなプランで達成を目指すのかについては、これから詰める予定です。

なお、目標策定前から進行中のテーマには、CI/CDの時間短縮や、Elastic BeanstalkからECS/Fargateへの移行による運用効率化があります。それらを含め、個別の取り組みについては、本ブログやイベント等で随時お伝えしていきます。

ところで、まつもとゆきひろさんは、RubyKaigi 2015の基調講演において、下記のようにおっしゃっていました。

まつもとさんは、何かを達成するためにはゴールを設定することが大事と話し、"Ruby 3x3"、Ruby 3はRuby 2.0より3倍速くする、という目標を掲げました。

一方で、具体的にどうすれば3倍速くできるかが分かっているわけではないため、できることは何でもしようと考えているそうです。Rubyを3倍速くすることは決して簡単ではないが、難しいからこそやる価値があると、まつもとさんは述べています。 https://gihyo.jp/news/report/01/rubykaigi2015/0001

ENECHANGEも同じです。Developer eXperience AWARDのトップ10入りを目指し、できることは何でもします。簡単には達成できないでしょうが、難しいからこそ目指したいのです。

おわりに

今回の記事では、策定した中期目標「2027年までに、Developer eXperience AWARDのトップ10に入る」をご紹介しました。ランキング上位に入れば、率直に、エンジニアの採用に好影響があると考えています。そのためにできることは何でもするつもりです。

ENECHANGEおよび開発者体験の向上に興味をもたれたエンジニアの方は、ぜひ採用サイトをご覧ください。多くのポジションが募集中です。よろしければ、ランキング入りを一緒に目指しましょう。

engineer-recruit.enechange.co.jp

最後までお読みいただき、ありがとうございました。