ENECHANGE Developer Blog

ENECHANGE開発者ブログ

ECS/FargateのSOCI Index Manifestをv1からv2に移行した理由と方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGEでは、AWS FargateでのAmazon ECSタスク起動を速くするため、Seekable OCI (SOCI) を利用しています。 tech.enechange.co.jp このたび、SOCI Index Manifestのバージョンをv1からv2に移行しました。 本記事では、なぜ移…

定期実行AIエージェントをLambdaからAgentCore Runtimeに移行した理由と方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。 本ブログの新着記事をレビューしてくれるAIエージェント「ブログほめ太郎」について、実行環境をAWS LambdaからAmazon Bedrock AgentCore Runtimeに移行しました。 今回の記事では、なぜ移行したのか、どのように移行したのかを…

CloudFront Functionsの新機能 rawQueryString() がマネコンだと空になる件(仕様でした)

「AWS Community Builders Advent Calendar 2025」17日目の記事です。 VPoTの岩本 (iwamot) です。 2025年11月、CloudFront Functionsで rawQueryString() というヘルパーメソッドが使えるようになりました。 aws.amazon.com 名前のとおり、リクエストURLの…

AIエージェント運用費がほぼ半減した、マルチエージェントへの移行事例

「AIエージェント構築&運用 Advent Calendar 2025」1日目の記事です。 こんにちは、ENECHANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェントの運用費、なるべく抑えたいですよね。 もし複数ステップを処理させているシングルエージェントがあれば、マルチエー…

「JAWS FESTA 2025 in 金沢」登壇レポート —— 当日のQ&Aも採録

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 10月11日に「JAWS FESTA 2025 in 金沢」が開催されました。AWSのユーザーグループ・JAWS-UGによる、全国規模の交流イベントです。 ぼくは公募セッションに応募し、「これがLambdaレス時代のChatOpsだ!実例で学ぶAma…

社内AIチャットボットがMCPで大幅進化 ―― OAuth対応でNotionやGitHubも利用可能に

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェント活用リレーブログ、前回は水本さんの「問いがズレれば、AIは爆速で迷子になる」でした。ソフトウェア開発の場合、昨今話題の「仕様駆動開発」を取り入れてAIを迷わせないのがよさそうですね。 さて今…

ブログ記事51件の感想をAIエージェントに書かせる —— Strands Agentsでサクッと実現

こんにちは、ENECHANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェント活用リレーブログ、前回は『AI時代だからこそ「正しい」判断を重ねよう』でした。ぼくが書いたものなので感想は控えますが、どなたかの参考になっていれば幸いです。 今回は、これまでのリ…

AI時代だからこそ「正しい」判断を重ねよう

こんにちは、ENECHANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェント活用リレーブログ、前回は西岡さんの「AIエージェントでデータベースクエリ最適化を実現した体験談」でした。「AIツールの提案をそのまま使うのではなく、自分たちの状況に合わせて調整する…

Software Design誌にMCPの記事を寄稿しました

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGE AIエージェント活用リレーブログ、前回は三浦さんの「Cursorを使ったAIエージェント開発体験記」でした。とくに『深く考えすぎず、まずは「やってみる」ことが大切です。失敗や戸惑いも経験のうち』という…

AIエージェント「ブログほめ太郎」におけるStrands Agentsの活用

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 前回の石橋さんの記事では、手動コーディングを禁止する「LLMチャレンジウィーク」の取り組みが紹介されていました。特に印象に残ったのは「洗濯機がある時代に洗濯板で洗濯するメリットは何もない」という参加者の…

あなたのAIエージェントはどっち派? MCPツールをLLMに渡す2つの方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。*1 昨日の水本さんの記事を読み、AIの登場による変化を前向きにとらえる姿勢が重要だと感じました。登場前に戻ることはもうできないですものね。 今日のぼくの記事では、AIエージェントを「使う」ではなく「作る」視点での「AIエ…

AWS Summit Japan 2025で登壇しました&反省点

VPoTの岩本 (iwamot) です。 AWS Summit Japan 2025にて、「2年でここまで成長!AWSで育てたAI Slack botの軌跡」というタイトルで登壇の機会をいただきました。 貴重な経験でしたが、終わってみれば課題もいろいろと見えてきました。「もし次回があればこう…

Slack botからMCPサーバーを呼びたくて選んだ7つのツール

VPoTの岩本 (iwamot) です。 このたび、ENECHANGE社内で使っているSlack botからMCPサーバーを呼び出せるようにしました。おもな背景は次の2つです。 MCPの普及により、便利なMCPサーバーが続々と公開されている 社内Slack botに「外部サイトが参照できたら…

AWSのChatOps、Lambdaなしでも組める、組めるぞ

CTO室の岩本 (iwamot) です。 AWSでChatOpsしたく先行事例を調べたら、Lambdaを使う例がヒットしました。 SlackでChatOps!CodeDeployのBlue/Greenデプロイを操作する方法 - SMARTCAMP Engineer Blog (2021-01-07) しかし今なら、Amazon Q Developer in chat…

Amazon ECRの拡張スキャンを始める前に知っておきたい設定ポイント2つ

CTO室の岩本 (@iwamot) です。 ENECHANGEでは、Amazon ECRの拡張スキャンを全社的に導入しました。OSパッケージの脆弱性のみが対象となる基本スキャンと違い、プログラミング言語パッケージも対象となります。 導入の狙いは、セキュリティの強化と開発者体験…

JAWS DAYS 2025のセッション「開発組織を進化させる! AWSで実践するチームトポロジー」で登壇しました

CTO室の岩本 (@iwamot) です。 2025年3月1日に開催されたJAWS DAYS 2025で「開発組織を進化させる! AWSで実践するチームトポロジー」と題する発表をしました。 CfPに応募した理由は下記の通りです。 書籍『チームトポロジー』を読み、エンジニアリングでの…

あとで困らない!AWSマルチアカウント移行の前に2点のチェック

「AWS Community Builders Advent Calendar 2024」12日目の記事です CTO室の岩本 (iwamot) です。現在CTO室では、AWS Organizationsによるマルチアカウント環境への移行に取り組んでいます。複数事業部の開発環境や本番環境が同じアカウントに混在していて、…

CloudNative Days Winter 2024に実行委員として参加しました

CTO室の岩本 (iwamot) です。CTO室では、各事業部で開発しているアプリケーションのコンテナ化を横断的に支援しています。開始から1年半で、6割の環境がEC2からFargateに移行されました。今後も10割を目指して進めていきます。 CloudNative Days Winter 2024…

日本にはAWS Community Builderが足りていない

日本にはAWS Community Builderが足りていないので、目指すなら今がお勧めです。 AWS Community Builderに選ばれると、AWSのクレジットやグッズがもらえたり、新サービスや新機能の情報が早く得られたりするなど、さまざまなメリットがあります。 背景 筆者…

ブルー/グリーンなAmazon ECSサービスのネットワーク設定を変える方法

AWS CodeDeployでブルー/グリーンデプロイしているAmazon ECSサービスについて、もしネットワーク設定を変えたくなったら、AppSpecを編集したうえで、新しいデプロイメントをトリガーしましょう。 この方法を知らないと、ECSサービスをわざわざ作り直すか、…

IPAとAWSのダブル全冠、鍵は体力とお金

すべての情報処理技術者試験に合格するには「体力」が、すべてのAWS認定資格を取得するには「お金」が、それぞれ最大の鍵です。 鍵が分かれば、効率よくダブル全冠が狙えます。相手を知らずに戦うのは非効率です。 ダブル全冠が達成できれば、エンジニアとし…

IPアドレス制限ありのURLをRoute 53ヘルスチェックで死活監視する

VPoT兼CTO室マネージャーの岩本 (iwamot) です。プレイヤーとしては、おもにクラウド運用を担当しています。 先日「IPアドレス制限のあるURLを死活監視したい」と同僚から相談され、Amazon Route 53ヘルスチェックによる監視を実装しました。 シンプルな実装…

JAWS PANKRATION 2024に登壇して得られたもの

VPoTの岩本 (iwamot) です。 8月24日から25日にかけて、AWSタイトルホルダーやAWS内の方が登壇しつづける24時間オンラインイベント「JAWS PANKRATION 2024」が開催されました。 jawspankration2024.jaws-ug.jp ぼくは24日の23:20 (JST) から「Cost-Effective…

「Lambdaレス」な実装例:AWS WAFのIPセット自動更新

VPoTの岩本 (iwamot) です。 この記事では、AWS Lambdaを使わずにサーバーレスな処理を実装する、いわゆる「Lambdaレス」な実装の例をご紹介します。具体的には「AWSサービスのIPレンジ変更を検知し、AWS WAFのIPセットを自動更新してみた」例です。 Lambda…

Terraformモジュール構成のベストプラクティス

VPoTの岩本 (iwamot) です。 この記事では、Terraformモジュール構成のベストプラクティスをご紹介します。Terraformドキュメントに書かれているものですが、従わずに時間を溶かした失敗談をまじえてお伝えすることで、同じ轍を踏む方が減ることを願っていま…

メリットだらけなので、AWSパートナーになりました

VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGEは、2024年3月にAWSパートナーになりました。パートナーパスとして「ソフトウェアパス」を選択しており、将来的にファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR) の通過を目指します。 aws.amazon.com 今回は、ENECHANGE…

100以上のLLMが使えるSlackbot OSS、Collmboを公開しました

VPoTの岩本 (iwamot) です。 100以上のLLMが使えるSlackbot OSS、Collmboを公開したのでご紹介します。 github.com 要点: ENECHANGEではChatGPT-in-Slackを便利に使ってきた ChatGPT-in-SlackでチャットできるLLMはGPTのみ 他のLLMも使えるよう、forkしてLi…

Amazon AppFlowをGA4に接続し、人気記事ランキングをSlackに自動投稿する

こんにちは、ENECHANGE株式会社でVPoTを務めている岩本 (iwamot) です。 このブログの人気記事ランキングをSlackに自動投稿するよう実装したので、事例としてご紹介します。Google Analytics 4 (GA4) のレポートを見に行かなくても、どんな記事が読まれてい…

Slackのfiles.upload API廃止に備え、Google Apps Scriptのコードに手を入れる

ENECHANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 2024年4月~6月の四半期から、社内I/O Dayを試験的に始めています。「プロダクト開発や事業課題の解決に活用できそうな技術について、集中的にインプット/アウトプットする日を宣言する制度」のことです(くわしくは…

Team Blog HubをVercelからCloudflare Pagesに移行しました

VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGEでは、所属エンジニアの個人的なアウトプットをまとめたハブサイト「ENECHANGE Engineers' Articles」を運用しています。 engineer.enechange.co.jp このハブサイトは、OSSのTeam Blog Hubで構築したものです。これを使…