VPoTの岩本 (iwamot) です。
ENECHANGEは、2024年3月にAWSパートナーになりました。パートナーパスとして「ソフトウェアパス」を選択しており、将来的にファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR) の通過を目指します。
今回は、ENECHANGEがAWSパートナーになった意図をかいつまんでご紹介します。
AWSパートナーはメリットだらけ
意図といっても単純で「メリットだらけ」だからです。具体的に、ENECHANGEの期待しているメリットには下記があります。
- AWS認定の新規取得によるクレジット
- 毎年もらえる3,500ドルのクレジット
- FTRによるワークロードの改善、認知度の向上
AWS認定の新規取得によるクレジット
まず「AWS認定の新規取得によるクレジット」について、AWSは下記のように説明しています。
・AWS 認定資格新規取得時に AWS クレジットクーポンを進呈 ( アソシエイト認定取得につき $300 / プロフェッショナルまたは専門知識認定取得につき $500 )
APN パートナーになる “3 つの理由” とは | AWS JAPAN APN ブログ
実際、ぼくは3月30日にAWS Certified Advanced Networking - Specialty試験に合格しており、500ドル分のクレジット(プロモーションコード)が4月17日にメールで届きました。そのメールによれば、3か月に1度付与される運用のようです。
届いたクレジットは、マネジメントコンソールで適用できます。
毎年もらえる3,500ドルのクレジット
次に「毎年もらえる3,500ドルのクレジット」についてです。AWSは下記のように説明しています。
APN セレクトパートナー以上の皆さまは、毎年の更新時に年会費 ($ 2,500) をお支払い頂いていますが、同時に $ 3,500 (アドバンスドパートナーは $ 5,000 ) の AWS クレジットクーポンでお返しさせて頂いています。APN パートナー様の自社システムや開発環境などでご活用頂けます。
APN テクノロジーパートナー “10 のメリット” をご紹介! | AWS JAPAN APN ブログ
つまり、年会費の2,500ドルを差し引いても、1,000ドルのプラスになるわけです。日本円だと現時点で157,500円ほどのプラスになります。
年会費は6月4日に支払っており、クレジットが届くのを待っているところです。
FTRによるワークロードの改善、認知度の向上
最後に「FTRによるワークロードの改善、認知度の向上」についてです。AWSは下記のように説明しています。
FTR とは、お客様がお持ちのソフトウェアやソリューションが、AWS のベストプラクティスに基づいて実装および運用されているかを、あらかじめ定義されている共通要件に従って検証するパートナープログラムです。すべての要件を満たしてレビューを通過すると、AWS 認定ソフトウェアとして AWS Partner Solutions Finder (PSF) に掲載され、「AWS Qualified Software」ソリューションバッジを利用できるようになります。
AWS ファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR) とは | AWS JAPAN APN ブログ
最初からすべてのベストプラクティスを実装しているワークロードはまずないので、レビューの通過にはワークロードの改善が求められます。首尾よく改善できたら、サービスを実装・運用しているエンジニアの自信になりますし、なによりご利用いただいているお客様の安心にもつながるはずです。
また、PSFに掲載されれば、市場認知度の向上も期待できます。
まとめ
ENECHANGEは、以上のメリットに期待してAWSパートナーとなりました。
- AWS認定の新規取得によるクレジット
- 毎年もらえる3,500ドルのクレジット
- FTRによるワークロードの改善、認知度の向上
引用したAWS公式ブログの各記事には、これら以外のメリットも書かれているので、ぜひご参照ください。
AWSパートナーになることを検討される場合は、下記の記事で紹介されている説明会動画をご覧いただくことをお勧めします。