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JaSST'24 Tohokuに参加してきました!〜テスト技法編〜

はじめに

ENECHANGEの工藤です。フルリモートで体が鈍ったので 朝活で筋トレを始めたところ、胃の調子がだんだんと良くなってきています。 QAと同じで胃も意識すれば品質を上げられると信じております。

早速ですが2024年5月31日に仙台で開催されたJaSST'24 Tohokuに参加してきたので、それぞれのセッションの感想およびセッションで取り扱ったテスト技法のポイントについてこの記事で解説できればと思います。

また、ENECHAGEではQAのポジションを募集してますので、ご興味おありの方はぜひご応募ください。

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JaSST Tohokuについて

JaSST(Japan Symposium on Software Testing)は日本各地で開催されている有名なソフトウェアテストシンポジウムです。 X(Twitter)では、タグ「#jassttohoku」で、参加者などからの投稿をみれるようになっています。 JaSST Tohoku 2024の開催場所は仙台の仙台復興記念館で、タイムテーブル等は以下のURLをご覧ください。

jasst.jp

参加目的

QAエンジニアとして色々な案件に関わっているうちに品質をよりもっと挙げていきたいと 強く感じようになってきており、品質をあげるためには何が必要かと自問自答した結果として イベントに参加して見識を広めたいと思ったからです。
また、自分が所属しているエネルギークラウド事業部では社内のQA同士での交流も非常に活発ですが、将来的にはより良い品質のプロダクトを生み出し続けるようになるためにはQA業務のあり方を視座の高い視点で考えて整備していく必要があるとも考えています。

セッションについて

10:30-12:00 (90分)

説明できるテストをつくるためにできることを考える

全体的に分かりやすくて、相手に伝わりやすいようにテストとは何かという点に主眼を置いて実際のやりとりの際に生じがちな認識の齟齬の解消を行うことで何をどうしたいのか、具体的に伝えたほうがいいのか、それとも抽象的に伝えた方がいいのか検討をすることは実際の案件でもかなり有効活用できそうだと思いました。 また、テスト技法等を使うことでより分かりやすくしたり、説明をしないときでも 説明できるような期待結果の書き方を日頃から意識することは大事だなとも感じました。  

13:50-15:10 (80分)

同値分割法と境界値分析

数値の入力欄のフォームをベースに前後の席の方と4人1組になって同値分割法と境界値分析に焦点を当てて、ワークショップを実施しました。
午前中に聞いたことを活かしながら、例題について自分の考えとチームの皆さんと議論をしながら認式合わせを行うことができたので、 実案件の開発者と認式合わせを行う際にも積極的に使っていこうと思いました。  

15:20-17:10 (110分)

クラシフィケーションツリー技法

普段はあまり聞き慣れないクラシフィケーションツリー技法について 解説を聞きながら、実際に自分たちで大きめの方眼用紙に付箋を貼り付けて書き込みを実施しました。 例題はとあるECサイトのランク別の配送料についてのものでしたが、エイヤのノリで作ったら途中で思ったのと違ったので作り直しましたが、作り直したことによってシンプルで分かりやすい ツリーにすることが出来て良かったです。

スポンサーライトニングワークスについて

午後の初めとクロージングセッション手前にありましたが、
どの会社様も品質を高めるためにQAエンジニアの育成をどうしたのか、ツールをどうやって使っているのか、もしくは内製化を目指すのかといったそれぞれの観点で解決策を提示されていて非常に勉強になりました。 その中でも代表的なものを掲載させていただきます。

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終わりに

普段から勉強会にはそれとなく参加していましたが、オフライン開催のみの勉強会にでたのは初めてだったので移動も含めて非常に新鮮でした。(仙台のホテルがポケモンのイベントのために取れずに、朝4時起きの深夜12時帰宅だったのは内緒)
今回学んだことを社内業務に活かして、現在取り組んでいる自動化についても内容を研磨していきチームにもいい影響を与えることができればいいなと思います。
最後になりますが、ENECHANGEではQAエンジニアを募集していますのでぜひご応募ください。

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