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Let's Encryptが証明書300万件を失効させるらしいのでリストされてるか調べた

Operations Tips vol3

こんにちは。新型コロナウィルスの影響をもろに受けてる株価ばかり気にしてるCTO室のkazです。 株価ばかり気にしてたら結構インパクトの大きいイベントに気づかずに当日を迎えておりました。

japan.zdnet.com

  • 2020/3/4...って、今日! 影響を受けるのは全体の2.6%ということですが、公式からメール通知も来てないので(なので気づかなかった)問題ないとは思いますが、一応チェックしました。

  • 対象がある場合、通知されるメールの件名は下記

ACTION REQUIRED: Renew these Let's Encrypt certificates by March 4

  • caa-rechecking-incident-affected-serials.txt.gzにアカウントIDでソートされた、影響を受けるすべての証明書のリストが含まれており、各エントリの構文は下記です。ちなみにこもリスト、テキストデータなのにRawだと1.3GiBほどあります...!

serial 0362...8fdb 131 b8dc...ed3f names: [....] missing CAA checking results for at 2019-12-03 21:08:34.826011675 +0000 UTC

  • シリアル番号を調べ、失効対象がリストされているか確認し、Hitした場合は更新作業が必要です

f:id:dev-enechange:20200304140551p:plain

grep -F <serial_number> caa-rechecking-incident-affected-serials.txt
  • 証明書更新
certbot certonly --webroot -w <document_root_path> -d example1.com <-d example2.com>
  • 下記サイトにFQDN入力してチェックすることも可能ですが、接続多くて多分レスポンス帰ってこない気がする...

checkhost.unboundtest.com

  • プライベートで使用しているものも全部調べましたが、失効対象にはリストされてませんでした...!よかった...