ENECHANGE Developer Blog

ENECHANGE開発者ブログ

クライアント案件単位で開発を管理する「プロジェクト駆動開発」ワークフロー

はじめに 弊社では複数のクライアントが利用するAPIを開発・運用しているのですが、たまにこんな課題に直面することがあります。 「この機能、どのクライアントの要望で追加したんだっけ?」 「なぜこの設計判断をしたのか、当時のSlackを探しても見つからな…

Devin に Buildkite MCP を設定して自律的に CI 失敗の修正をしてもらう

Devin を使った開発において、CI の結果確認は重要なフィードバックループの一つです。 しかし、通常 Devin は CI の失敗の検知まではしてくれますが直接 Buildkite の情報にアクセスして CI の失敗原因を確認するところまではやってくれません。 CI の情報…

既存のRailsプロジェクトにSorbetのRBSインラインコメントによる静的型付けを導入するまでにしたこと

こんにちは、エンジニアの細木です。 最近は寒くなってきたので煮込み料理をたくさん作っています。 以前のAIブログリレーでAIエージェント活用のためにやってみたいことの一つに型の導入を挙げました。 今回、既存のRuby on RailsプロジェクトにSorbetによ…

Devinをさらに活用するために今後試したいこと

こんにちは、Energy Marketing Devチームの細木です。 前回の記事では、Devinの導入から実践的なタスク実行までお話ししました。Devin's Machineの設定、クラスの細分化、Cursorとの使い分けなど、実際に取り組んだ改善策により、開発効率が向上したことをお…

Devinが最低限ワークするようになるまでにやったこと

こんにちは、Energy Marketing Devチームの細木です。 前回の福田さんの記事では、SlackからGoogleサイト公開までをAIエージェントで自動化するワークフロー構築プロジェクトについて読ませていただきました。Notion AI → Cursor → Googleサイトの連携により…

RenderProps パターンで UI 依存のないコンポーネントライブラリを作る

はじめに 弊社では、自社プロダクトの開発で培ったノウハウを活かし、電力事業者向けに料金シミュレーション機能を提供しています。 ここ最近では、共通のシミュレーション Rails API とクライアントごとにカスタマイズされた React ベースの SPA を組み合わ…