ENECHANGEの Yuto Ono です。普段はフロントエンド開発をメインでやっていますが、最近、新規プロダクト開発に伴い、 Terraform でのインフラ構築を経験しました。面白い経験ができたと感じたので、その時に感じたことを書いていきたいと思います。
AWSの資格取得で学んだことを実践できた
僕は2024年2月に、AWS Solutions Architect - Associate (SAA) という試験を受け、無事に合格しました。おかげで既存サービスのインフラ構成への理解は深まったものの、身につけた知識を存分に活かしているとは言えない状況でした。
それから2025年に入り、新規プロダクトのインフラ構築を担当することになり、ついにAWSの知識を活かせるチャンスが来たと思いました。AWSの勉強をしておいたおかげで、 ECS, Fargate, CodePipline など、スムーズに理解でき、構築が捗りました。あのとき勉強しておいて本当に良かったと思いました。
Terraform の基礎が身についた
最初は、よくわからないまま、なんとなく plan や apply といったコマンドを実行していましたが、色々と調べる中で、大事なことに気づくことができました。コード上のリソースとAWS上のリソースの紐づけを記録する、 tfstate の概念について知ったことで、だいぶ Terraform に対する解像度が上がりました。
↓ こちらの記事等を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
また、今回のことをきっかけにIaCに興味を持ったことで、下記のような技術書を購入して体系的に学び始めました。
Terraform Modules の偉大さを実感した
ENECHANGEでは、 Terraform Modules を活用し、複数プロジェクトで汎用的に使えるインフラ構成を共通化しています。そのおかげで、最低限の記述でスピーディに構築できるようになっており、感動しました。
なお、既存の Terraform Modules では実現できないことに遭遇し、そのたびにCTO室に相談し、ときにはモジュール側を変更いただき、新バージョンとして提供いただきました。CTO室の皆さんには柔軟に対応いただきありがたかったのと、結果的に社内のモジュールを育てていくことに貢献できて嬉しかったです。
CTO室の手厚いサポート
CTO室のエンジニアにいつでも相談できる環境だったので、安心して進めることができました。質問を投げると、インフラについての知見をお持ちの複数名のエンジニアから回答をいただけました。しかも、回答が早かったので、すごく助かりました。
ときには、自分でどうしても解決できない・解決に時間がかかる問題について、CTO室のエンジニアに介入いただき助けてもらったこともありました。非常に心強かったです。
さいごに
ENECHANGEでは、僕に限らず、アプリケーション開発を担当するエンジニアが、インフラ構築・運用を経験できるチャンスが多いと感じます。積極性があれば、色々な分野を経験し幅を広げることができる弊社の環境は魅力的だと思います。興味を持ってくださった方は、ぜひENECHANGEの採用情報をご確認ください!
![[詳解]AWS Infrastructure as Code――使って比べるTerraform&AWS CDK エンジニア選書 [詳解]AWS Infrastructure as Code――使って比べるTerraform&AWS CDK エンジニア選書](https://m.media-amazon.com/images/I/51hE5N6ZTbL._SL500_.jpg)