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Software Design誌にMCPの記事を寄稿しました

こんにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。

ENECHANGE AIエージェント活用リレーブログ、前回は三浦さんの「Cursorを使ったAIエージェント開発体験記」でした。とくに『深く考えすぎず、まずは「やってみる」ことが大切です。失敗や戸惑いも経験のうち』というメッセージには、とても共感しました。

今回は、ぼくが深く考えず(でも少し考えて)やってみた「Software Design誌への寄稿」について共有させてください。

記事の概要

ぼくが寄稿させていただいたのは、『Software Design』2025年9月号の「第1特集 AI開発が加速 MCPでどう変わる? LLMアプリ開発 Model Context Protocolのしくみと活用方法を探る」です。

全4章からなる特集記事で、ぼくの担当は第3章でした。

第1章:LLMアプリ開発の現在地
作業の自動化から業務の自動化へ
…… 江頭 貴史

第2章:MCPのしくみ
ゼロから最新仕様までキャッチアップ
…… 御田 稔

第3章:MCPを使ったLLMアプリ開発
AIエージェントや開発環境にMCPサーバを取り込む
…… 岩本 隆史

第4章:MCPを自社で活用する
デザインシステムやSlackへAIエージェントを広げる
…… 江崎 広太、大久保 諒

タイトルどおり「AIエージェントや開発環境にMCPサーバを取り込む」方法を、具体的な手順やサンプルコードで紹介しています。ぜひお読みいただければ幸いです。

寄稿までの経緯

ぼくのメイン業務はシステム運用ですが、業務効率化の観点でLLMやMCPの活用にも取り組んでいます。直近では社内開発のSlack botにMCPを組み込み、得られた知見を当ブログでご紹介しました。

prtimes.jp

tech.enechange.co.jp

tech.enechange.co.jp

それらのアウトプットがきっかけとなり、技術評論社さんからMCP特集への寄稿を打診いただいた次第です。

ただ、即OKできるほどの自信はありませんでした。商業誌への寄稿は未経験でしたし、執筆期間が他のイベント準備が重なる忙しい時期でもありました。

挑戦することに決めたのは、40分ほど考えた後です。もし断ったら一生後悔するだろうと思い、腹を決めました。

チャレンジした結果

いざ書き始めてみると、筆が乗って指定のページ数を超過する結果となりました。10ページのはずが、実際には11ページ。寄稿を打診されたときに少し迷ったのが、あとから考えれば馬鹿らしくも思えます。

そもそも迷ったのは、やればできるかもしれないからですよね。もし100%無理だと思えば、すぐに断ったはずです。もちろん安易に引き受けるのはダメですが、たまにはプレッシャーを感じるような挑戦をするものだと思いました。それでこそ人生というか。

まとめ

以上、Software Design誌に寄稿したきっかけや結果をご紹介しました。この経験から教訓的なものを引き出すとしたら、こうなるんじゃないかと思います。

  • 学びをアウトプットしていれば、次のチャレンジにつながるかもしれない
  • 「迷ったらチャレンジする」くらいの気持ちで、ちょうどいいのかもしれない

「失敗や戸惑いも経験のうち」ですよね。ぼくもまた何かにチャレンジします。みなさんもぜひ。


ENECHANGE AIエージェント活用リレーブログ、次回は宮尾さんの「ClaudeCodeを使ってパワポ資料をMarkdown(Marp)に置き換えてブラッシュアップしてみた」の予定です。お楽しみに。