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岩本 の検索結果:

OSSのGitHubリポジトリで、やりすぎてみている話 ── DCOからRenovateまで

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGE発のOSSであるCollmboでは、GitHub Actionsワークフローや品質チェック機能をもりもりと活用しています。正直「やりすぎ」なくらいです。 ただ、これは意図的なものです。他のOSSやプロダクトのリポジトリではどこまでやれば充分なのか、議論の叩き台にしてもらうのが真の狙いです。 この記事では、Collmboで利用しているワークフローや品質チェック機能をご紹介します。 1. 開発プロセス DCO …

Claude Code GitHub Actionsによるエラー初期分析を横展開した際の工夫点

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 同僚の片田さんによる「Claude Code GitHub Actionsを用いてエラーの初期分析効率化を目指す」では、Sentryに通知されたエラーを生成AIで初期分析する取り組みが紹介されていました。 ENECHANGEではSmartBear Software社のBugSnagをエラー監視に使っているプロダクトも多いので、同様に初期分析の仕組みを作ってみました。 本記事では、BugSnagエラー初期分析フローの全体像と、…

Egress-Only IGWで、コスト増なしにRDSをプライベート化した話

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 事情によりパブリックアクセスを有効化していたAmazon RDSのDBインスタンスがあったのですが、パブリックアクセス不要となったため、プライベートサブネットに移行しました。 その際、Egress-Onlyインターネットゲートウェイ (以下、Egress-Only IGW) を活用することで、有料のNATゲートウェイやVPCエンドポイントを追加することなく、移行を完了できました。 本記事では、移行の背景や、実際の移行手順をご…

安全性の高い「Docker Hardened Images」を運用して気づいた点

VPoTの岩本 (iwamot) です。 Docker Hardened Images (DHI) は、Docker社が公開している安全性の高いイメージ群です。2025年5月のリリース当初は有償版のみでしたが、2025年12月に無料版も提供開始されました。 ぼくが開発しているAI Slack bot「Collmbo」も、ベースイメージをDocker公式の「python」から、DHIの「dhi.io/python」に移行済みです。 本記事では、移行によって安全性がどれだけ高まっ…

ECS/FargateのSOCI Index Manifestをv1からv2に移行した理由と方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGEでは、AWS FargateでのAmazon ECSタスク起動を速くするため、Seekable OCI (SOCI) を利用しています。 tech.enechange.co.jp このたび、SOCI Index Manifestのバージョンをv1からv2に移行しました。 本記事では、なぜ移行したのか、どのように移行したのかをお伝えします。 なぜ移行したのか 移行した理由はシンプルで、v1がサポートされなくなるからです…

定期実行AIエージェントをLambdaからAgentCore Runtimeに移行した理由と方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。 本ブログの新着記事をレビューしてくれるAIエージェント「ブログほめ太郎」について、実行環境をAWS LambdaからAmazon Bedrock AgentCore Runtimeに移行しました。 今回の記事では、なぜ移行したのか、どのように移行したのかをお伝えします。 なぜ移行したのか ブログほめ太郎をAgentCore Runtimeに移行した理由は大きく2つあります。 汎用的なLambdaより、AIエージェントに特化したAgen…

CloudFront Functionsの新機能 rawQueryString() がマネコンだと空になる件(仕様でした)

…事です。 VPoTの岩本 (iwamot) です。 2025年11月、CloudFront Functionsで rawQueryString() というヘルパーメソッドが使えるようになりました。 aws.amazon.com 名前のとおり、リクエストURLのクエリストリングをそのまま取得できるメソッドです。 Case 1: Full query string returned (without leading ?) Incoming request URL: https:/…

AIエージェント運用費がほぼ半減した、マルチエージェントへの移行事例

…ANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェントの運用費、なるべく抑えたいですよね。 もし複数ステップを処理させているシングルエージェントがあれば、マルチエージェント構成に変えることで、費用を大きく減らせるかもしれません。 本記事では、移行によって費用を43%減らした実例を詳しくお伝えします。 対象のAIエージェント 当初の実装 シングルエージェントの欠点 現在の実装 マルチエージェント移行による効果 移行後のトレース結果 移行が効くケース マルチエージェ…

「JAWS FESTA 2025 in 金沢」登壇レポート —— 当日のQ&Aも採録

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 10月11日に「JAWS FESTA 2025 in 金沢」が開催されました。AWSのユーザーグループ・JAWS-UGによる、全国規模の交流イベントです。 ぼくは公募セッションに応募し、「これがLambdaレス時代のChatOpsだ!実例で学ぶAmazon Q Developerカスタムアクション活用法」と題する発表の機会を頂きました。 本記事では発表の概要と、現地で頂いたご質問への回答を記します。 発表の概要 発表に使った…

社内AIチャットボットがMCPで大幅進化 ―― OAuth対応でNotionやGitHubも利用可能に

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェント活用リレーブログ、前回は水本さんの「問いがズレれば、AIは爆速で迷子になる」でした。ソフトウェア開発の場合、昨今話題の「仕様駆動開発」を取り入れてAIを迷わせないのがよさそうですね。 さて今回は、社内AIチャットボットの機能がMCPで大幅に進化した話です。 具体的には、SlackでのチャットでGitHub・Notion・Sentryの操作が可能になりました。 GitHubとNotionを操作した例 実装上の工…

問いがズレれば、AIは爆速で迷子になる

…成がうまくいかないのも、プロトタイプが実用に至らないのも、すべて「問いの構造設計」の問題でした。 これからのAI活用は、ツールの性能よりも、私たちの"問いを設計する力"が鍵になる。 そう強く感じています。 私はこれからも、AIに期待しながら、 それと同じくらい"問い"にこだわっていきたいと思います。 次回はCTO室の岩本さんが、「社内AIチャットボットがMCPで大幅進化 ―― OAuth対応でNotionやGitHubも利用可能に」について語ってくださる予定です。お楽しみに!

QAエンジニアがAIでテストケース作成を自動化するにはSOWを書かせてディレクションした話

…の三輪です。 前回の岩本さんの「ブログ記事51件の感想をAIエージェントに書かせる —— Strands Agentsでサクッと実現」という記事を拝読しました。 AIエージェントが書き手のこだわりまで拾って書評を書いていることに衝撃を受け、私の記事だったらどう評価されるんだろうとドキドキしました笑 今回は、QAエンジニアの視点から、AIを使ってテストケース生成ツールを更新する際に試した 「SOW(作業明細書)を使ってAIをディレクションする」という画期的な手法についてお話しま…

ブログ記事51件の感想をAIエージェントに書かせる —— Strands Agentsでサクッと実現

…ANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェント活用リレーブログ、前回は『AI時代だからこそ「正しい」判断を重ねよう』でした。ぼくが書いたものなので感想は控えますが、どなたかの参考になっていれば幸いです。 今回は、これまでのリレーブログ記事51件の感想をAIエージェントに書いてもらいます。どんな結果になるでしょうか。書かせた方法については、記事の後半でお伝えします。 AIエージェントによる感想(全51件) ※最初の5件だけ表示しています。続きは「全件を開く…

AI時代だからこそ「正しい」判断を重ねよう

…ANGE VPoTの岩本 (iwamot) です。 AIエージェント活用リレーブログ、前回は西岡さんの「AIエージェントでデータベースクエリ最適化を実現した体験談」でした。「AIツールの提案をそのまま使うのではなく、自分たちの状況に合わせて調整すること」を重視している点に共感しました。 じつは今回、ぼくが書きたかった話も「人間の判断」についてでした。AIを広く使う時代だからこそ、人間の「正しい」判断が重要になるという話です。「正しい」の意図については、本文で触れます。 「判断…

ClaudeCodeを使ってパワポ資料をMarkdown(Marp)に置き換えてブラッシュアップしてみた

…リレーブログ、前回は岩本さんの「Software Design誌にMCPの記事を寄稿しました」でした。「学びをアウトプットしていれば、次のチャレンジにつながるかもしれない」という言葉に、とても共感しました。 今回は、社内のプレゼン資料作成でClaudeCodeを活用し、PowerPointからMarkdown(Marp)へ移行した経験について書きます。単なる形式変換ではなく、この機会にプレゼン内容も含めてブラッシュアップしようと考え、ClaudeCodeと二人三脚で取り組んだ…

Software Design誌にMCPの記事を寄稿しました

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 ENECHANGE AIエージェント活用リレーブログ、前回は三浦さんの「Cursorを使ったAIエージェント開発体験記」でした。とくに『深く考えすぎず、まずは「やってみる」ことが大切です。失敗や戸惑いも経験のうち』というメッセージには、とても共感しました。 今回は、ぼくが深く考えず(でも少し考えて)やってみた「Software Design誌への寄稿」について共有させてください。 記事の概要 ぼくが寄稿させていただいたのは、…

WebディレクターがAIエージェントで競合調査〜LP構成検討を効率化した話

…の馬場です。 昨日の岩本さんの記事「AIエージェント『ブログほめ太郎』におけるStrands Agentsの活用」を読みました。ブログをbotが褒めてくれるのは執筆のモチベーションも上がりますし嬉しいですね。プログラミングレスで実装されていることにも驚きました。 今回は、新規で自社プロダクトのLP(ランディングページ)を作成するにあたり、Webディレクターの私が実際にAIエージェントを活用して、競合調査から構成検討まで、どのように効率化を実現したかをお話しします。 🚀 実際の…

AIエージェント「ブログほめ太郎」におけるStrands Agentsの活用

…んにちは、VPoTの岩本 (iwamot) です。 前回の石橋さんの記事では、手動コーディングを禁止する「LLMチャレンジウィーク」の取り組みが紹介されていました。特に印象に残ったのは「洗濯機がある時代に洗濯板で洗濯するメリットは何もない」という参加者のコメントです。ユニークな表現ですよね。 今回は、ぼくが作った「ブログほめ太郎」をご紹介します。ENECHANGE Developer Blogの新着記事をレビューし、Slackに投稿してくれるAIエージェントです。Strand…

LLMチャレンジウィーク実施レポート - ENECHANGEのAIネイティブ化への挑戦

…ク・ドキュメント作成や自動化など何でも効率化できそう」 「プロトタイプを大量に作るのに良い」 これらの声は、AIツールが単なる効率化ツールではなく、仕事の質を向上させるパートナーとして認識されていることを示しています。 次回は岩本さんが「AIエージェント『ブログほめ太郎』におけるStrands Agentsの活用」について書いてくれる予定です。Strands Agentsという新しいフレームワークを使った技術的な実装について、どのような知見が共有されるのか楽しみにしています!

エンジニア採用はどこへ向かう?AIエージェント時代の“選ばれる現場”とは

…の岡本です。 前回の岩本さんの記事(「あなたのAIエージェントはどっち派? MCPツールをLLMに渡す2つの方法」)では、AIエージェントを「使う」だけでなく「作る」視点での技術的な深掘りがとても面白かったです。MCPツールのLLMへの渡し方や、実装の工夫など、現場でAIエージェントを活用している方ならではの視点がとても参考になりました。 最近、エンジニア採用の現場で「AIエージェント」がキーワードになっているのを肌で感じます。 従来は技術スタックやリモート可否が注目されてい…

あなたのAIエージェントはどっち派? MCPツールをLLMに渡す2つの方法

VPoTの岩本 (iwamot) です。*1 昨日の水本さんの記事を読み、AIの登場による変化を前向きにとらえる姿勢が重要だと感じました。登場前に戻ることはもうできないですものね。 今日のぼくの記事では、AIエージェントを「使う」ではなく「作る」視点での「AIエージェント活用」を取り上げます。AIエージェントの実装に興味のある方の参考になれば幸いです。 フォーカスするのは「AIエージェントからMCPツールの情報をどのようにLLMに渡すか」についてです。MCPツールの情報を渡さ…

新規事業室長が語るAIエージェント時代の新しいビジネスと働き方

…かった挑戦を後押ししてくれる存在です。 FAXからメール、メールからチャットツールへ。 そんな風に常識が変わってきたように、 AIの時代もきっと「あのときはこうやってたよね」と笑える日が来るはずです。 私自身、まだまだ試行錯誤の途中ですが、 この変化を面白がりながら、怖さを含めて、 それでも爆速で進んでいこう と思っています。 次回はCTO室の岩本さんが、「あなたのAIエージェントはどっち派? MCPツールをLLMに渡す2つの方法」について語ってくださる予定です。お楽しみに!

AWS Summit Japan 2025で登壇しました&反省点

VPoTの岩本 (iwamot) です。 AWS Summit Japan 2025にて、「2年でここまで成長!AWSで育てたAI Slack botの軌跡」というタイトルで登壇の機会をいただきました。 貴重な経験でしたが、終わってみれば課題もいろいろと見えてきました。「もし次回があればこうする」という思いを込めて、記憶が新しいうちにまとめておきます。 よかった点 日本最大の「AWSを学ぶイベント」で登壇できた 持ち時間20分に対して、18分強で収められた(時間超過なし) 反…

Slack botからMCPサーバーを呼びたくて選んだ7つのツール

VPoTの岩本 (iwamot) です。 このたび、ENECHANGE社内で使っているSlack botからMCPサーバーを呼び出せるようにしました。おもな背景は次の2つです。 MCPの普及により、便利なMCPサーバーが続々と公開されている 社内Slack botに「外部サイトが参照できたら便利」との意見があった 今回の記事では、機能を実現するために選んだ7つのツールをご紹介します。 MCPホストツール Collmbo MCPクライアントツール Strands Agents …

AWSのChatOps、Lambdaなしでも組める、組めるぞ

CTO室の岩本 (iwamot) です。 AWSでChatOpsしたく先行事例を調べたら、Lambdaを使う例がヒットしました。 SlackでChatOps!CodeDeployのBlue/Greenデプロイを操作する方法 - SMARTCAMP Engineer Blog (2021-01-07) しかし今なら、Amazon Q Developer in chat applications(旧称:AWS Chatbot)のカスタムアクションでLambdaをなくせそうな気がし…

Amazon ECRの拡張スキャンを始める前に知っておきたい設定ポイント2つ

CTO室の岩本 (@iwamot) です。 ENECHANGEでは、Amazon ECRの拡張スキャンを全社的に導入しました。OSパッケージの脆弱性のみが対象となる基本スキャンと違い、プログラミング言語パッケージも対象となります。 導入の狙いは、セキュリティの強化と開発者体験の向上です。古いバージョンのOSやプログラミング言語が使われつづけると、安全性だけでなく開発者のモチベーションまで低下してしまいかねません。 ただし実際に導入してみると、始める前に知っておきたかったポイン…

JAWS DAYS 2025のセッション「開発組織を進化させる! AWSで実践するチームトポロジー」で登壇しました

CTO室の岩本 (@iwamot) です。 2025年3月1日に開催されたJAWS DAYS 2025で「開発組織を進化させる! AWSで実践するチームトポロジー」と題する発表をしました。 CfPに応募した理由は下記の通りです。 書籍『チームトポロジー』を読み、エンジニアリングでの迷いが減った AWSユーザーとしてENECHANGEで進めてきた取り組みが、チームトポロジーの考え方に(偶然にも)沿っていることに気づいた この経験を整理してシェアすれば、他のAWSユーザーの迷いも…

あとで困らない!AWSマルチアカウント移行の前に2点のチェック

…事です🎄 CTO室の岩本 (iwamot) です。現在CTO室では、AWS Organizationsによるマルチアカウント環境への移行に取り組んでいます。複数事業部の開発環境や本番環境が同じアカウントに混在していて、セキュリティにもコスト管理にも不都合だったためです。 今回初めてAWS Organizationsを使ってみて、困った点が2つありました。 スタンドアロンアカウントだった期間のコストデータにアクセスできなくなった クレジットカード払いから請求書払いに変えるのに時…

CloudNative Days Winter 2024に実行委員として参加しました

CTO室の岩本 (iwamot) です。CTO室では、各事業部で開発しているアプリケーションのコンテナ化を横断的に支援しています。開始から1年半で、6割の環境がEC2からFargateに移行されました。今後も10割を目指して進めていきます。 CloudNative Days Winter 2024 (CNDW2024) というイベントはご存じでしょうか。名前のとおり、クラウドネイティブ技術を広める主旨のカンファレンスです。11月28日から2日間、東京・有明の会場とオンラインと…

ECS化・パフォーマンス改善・チャットボット活用。全社的な技術基盤の根幹を支える、CTO室の改善事例

…oT兼マネージャーの岩本隆史とエンジニアの深堀哲史、常盤匠に、これまでCTO室が担ってきたプロジェクトの事例について聞きました。 ハイスキルなエンジニアが集まり、全社的な技術基盤を支える ――みなさんの簡単な自己紹介からお願いします。 岩本:VPoTとCTO室のマネージャーをしています。2021年7月にENECHANGEに入社し、直後からCTO室のインフラエンジニア兼SREとして参画しました。その後、前任のVPoT兼CTO室のマネージャーだった方から、その役割を引き継ぎました…